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認知症に「にこにこリハ」 大府センターが開発 非言語シグナルで活性化

<シルバー新報 6月8日号>

認知症の人は、目の前にいる人が「誰か」は分からなくなっても、その人の笑顔や仕草の意味を理解する能力は保たれている  。認知症介護研究・研修大府センターがそんな研究成果をもとに、認知症の人のコミュニケーション能力を維持・改善するためのリハビリプログラムを考案した。名付けて「にこにこリハ」。特別な道具や人手は一切必要なし。介護職が日常のケアの中に生かして実践できるのも魅力だ。「にこにこリハ」の正式名称は「非言語性コミュニケーションシグナルリハビリテーション(NCR)」。 人は誰でも言葉だけではなく、表情や視線、ジェスチャーなど、言葉以外の情報(非言語シグナル)からも相手の感情を察したり読み取ったりしているもの。 むしろ、相手の心や感情を読んだり、伝えたりするのにより重要なのは〝非言語〟。例えば「楽しい」と言葉にしても、無表情なら周囲からは全く楽しそうに見えない。心と心を通わせるには、言葉以上に表情や仕草などのほうが大切な役割を果たしているのだ。(以下略)