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「高齢・独居」要支援者と利用者像は共通 生活援助利用者調査「要介護者編」

<シルバー新報 1月13日号

政府は正確な実態把握を

本紙では昨年12月、「生活援助利用者調査」を実施した。1月1日号で要支援者の分析結果を紹介したのに続き、今回は「要介護者編」。生活援助が必要な理由は要介護者も「1人暮らし」と「高齢だから」がダントツ。厚生労働省は、「予防給付」「介護給付」で訪問介護を分断する方向にあるが、要支援者と、要介護者で生活援助を必要としている利用者像にはほとんど差はない。「要介護認定は正しい」「軽度で生活援助を使うのはムダ」。そんな思い込みを捨て、政府は所得状況も含めた利用者の正確な実態調査を行うべきではないだろうか。
 
介護報酬改定で生活援助の時間単位が「45分」に短縮される可能性が高くなっていること、予防訪問介護でも生活援助が自立支援の妨げになっているという批判があったことから、「本当に生活援助はムダなのか?」という疑問に応えるべく企画したものだ。要支援者195人分、要介護者(1〜2)297人分の事例が全国から集まった。反響の大きさに驚くとともに、熱心に応えてくださった方に改めて深謝したい。(以下略)