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福島 介護人材不足深刻 「補充困難」沿岸部より内陸部で 老健退職者104人に 対策に地域区分引き上げを

<シルバー新報 10月26日号>

原発事故の影響を受け、福島県から介護人材が流出している。福島県老人保健施設協会の調査によると、震災以降、避難のために県内の老健施設から100人超の職員が退職した。小さな子供のいる若い介護職や、ベテランの看護師が県外に去り、補充も困難な状況という。「震災から月日が経つにつれ退職する人がポツポツ出始めました。原発関係の問題に終わりが見えないと判断したのでしょう。長年働いていたベテランも辞め、かなりの損失です」 福島市にある老健施設「生愛会ナーシングケアセンター」の谷口裕子看護師長はため息交じりにこう話す。同センターは、入所100人、通所リハ40人。在宅復帰支援や生活期リハビリに力を入れ在宅復帰率が60%を超える、県内では数少ない在宅復帰支援機能強化型の施設だ。ここでも、震災以降4人の介護職員らが退職したが、その後の補充もままならない。(以下略)