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日本臨床倫理学会が発足 実践に根差した倫理の構築を 新田理事長「介護職も参加を」

<シルバー新報 11月16日号>

「人生60~70歳時代は病気を治すことが医療の判断基準でしたが、100歳を超える命が多くなった今は、本人の意思はもちろん、取り巻く社会状況や環境、宗教などをトータルに考えた上で、その人にとっての最善の医療を判断することが求められています。介護も看護も医師もみんな現場で悩んでいますが、そのことを共有していくことで、超高齢時代にふさわしい総合的倫理を築くことができると思います」 こう話すのは、10月に発足した日本臨床倫理学会の新田國夫理事長だ。 医療の充実・発展で超高齢社会を実現した日本。一方、例えば胃ろうや人工呼吸器などは、認知症の終末期の高齢者や回復の見込めない患者にとっては延命治療になりかねず、現場でも悩むケースが増えている。(以下略)