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日本発「パロ」世界30カ国に 効果検証で普及にはずみ 

<シルバー新報 2月22日号>

デンマークでは自治体が採用 日本でも成果収集中
2005年から販売を開始した「パロ」。本物のアザラシそっくりな外観と鳴き声や表情でのコミュニケーション力が特徴だ。「認知症ケアなどセラピー効果が認められ世界30カ国で活用が広がっている」と開発者である産業技術総合研究所の柴田崇徳・主任研究員が16日、「アザラシ型ロボット・パロによるロボット・セラピー研究会」で報告した。認知症のBPSDの緩和など日本の医療・介護現場からの実践報告も行われた。 アザラシの子どもをモデルにした白い毛並みに大きな目が愛くるしい「パロ」。名前を呼ぶ、なでるといった動作に応じて、鳴いたり目を瞑って気持ち良さそうにしたり、反応する。動物なので、言葉の壁はなく、かわいらしさは世界共通のようだ。  開発者の柴田崇徳・産総研主任研究員によると、2005年からの発売で欧州のほか、アジア・アメリカなど30カ国2500体の導入が進んでいるという。