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特集 「ケアプラン」拝見 施設選びに迷った時に

<シルバー新報 9月13日号>

介護保険制度の最後の「秘境」と言えるのが、施設サービス計画(以下、施設ケアプラン)だ。 特養ホームなど介護保険施設や、特定施設(有料老人ホームなど)や認知症グループホームでも作成が義務付けられている。極端な話、食事、入浴、定時のおむつ交換だけの介護なら一人ひとりにプランを作成する必要はない。そこにあるのは施設の都合だけで、本人の希望や、必要性は顧みられない。 プランの作成とそれに基づく施設の運営は、本来は、施設系サービスの大改革だったはずだが、制度が始まって13年経っているが、公には全く検証されていない。だから、「秘境」だ。 在宅サービスのようにサービスの上限管理に使うものではなく、報酬もないから、行政も厳しくチェックしない。行政が監査に来たときにかたちだけあればいい書類になっているケースも少なくないようである。だが、行政がうるさくない分、自由な創意工夫もみられる分野だ。