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始めよう、根拠に基づく認知症ケア 1 BPSDへの対応、まず要因の理解から 医療と介護の統合的アプローチを

<シルバー新報 4月11日号>

人は、見るだけでなく聞いたり触れたり味わったり嗅いだりして、外からの刺激に“共鳴”しながら同感の念を持って寄り添い生きている。その世界を感じとるのは脳の働きにある。キョウメーションケア(Kyomaiton Care)とは2002年、カナダのトロントで行われた在宅看護介護国際学会で筆者が初めて提唱した「医学・看護学・介護学に基づき認知症の人の思いに“共鳴”していくケアの仕組み」のことである。筆者は、約800万件のケア記録をベースに、認知症の症状の原因特定と予後予測を行いながらその人にあった最適な関わり方を多職種の連携で導くための考え方を技術として提案している。