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JR・認知症徘徊事故死 控訴審は「妻に監督責任」

<シルバー新報 5月2日号>

過失相殺で賠償額半額に
愛知県大府市のJR東海道線共和駅構内で2007年、徘徊していた認知症の男性(当時91歳)が列車にはねられ死亡した事故で、JR東海が遺族に720万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が4月24日、名古屋高裁であった。長門栄吉裁判長は介護していた妻に対し、民法上の監督責任があるとして約360万円の賠償責任を命じた。JR側の事故防止対策にも問題を認めたため、全請求額の支払いを命じた一審判決よりも賠償額は減額されたが、介護する家族の責任を追及した姿勢は変わらなかった。