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包括ケア時代の地域医師会 「行政とのタッグで地域づくりを」

<シルバー新報 5月2日号>

日本医師会常任理事 高杉敬久氏
日本医師会の介護保険委員会は今年3月、「生活を途切れさせない医療と介護~地域医師会の使命~」と題する答申を行った。「地域づくりでの地域医師会の役割」として、市町村と協働して元気高齢者を増やす施策に取り組むこと、本来機能を発揮できないでいる地域包括支援センターの運営や地域ケア会議に参画することを強調する内容だ。同会で介護保険を担当する高杉敬久常任理事にこれからの地域医師会の役割について聞いた。  答申のメーンテーマは「地域づくり」。2012年度から2年がかりで検討を行ってきた。強調されているのは、「地域医師会と市町村の協働」だ。  「都市部、地方の医師会員が集まって検討してきた。高齢化が進む中で、ちょっとした手助けがあれば、自力で生活できる高齢者を増やしていく――これこそが、地域包括ケアの狙いであり、実現には地域医師会と行政がタッグを組む必要がある」