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大都市での包括ケア模索 〝あんすこ(あんしんすこやかセンター)〟をパワーアップ

<シルバー新報 6月13日号>

東京都世田谷区は、87万人を抱える23区で最大の人口規模の自治体だ。住民力の強さを生かすとともに、地域包括支援センターの相談機能を拡充し、複合的な課題に縦割りを超えて対応できる体制をつくりたいという。区の高齢福祉施策の方向性について、4月に就任した田中文子高齢福祉部長に聞いた。  人口87万人と東京23区最大の世田谷区。高齢化率(19・55%)以上に、高齢者人口数への対応が最大の課題だ。2012年度時点で、高齢者数は2000年度の1・4倍、給付費は2・7倍に増加している。  区は今年4月、組織を改編。高齢福祉課、介護保険課、介護予防・地域支援課の3課による「高齢福祉部」が新たに誕生した。就任した田中文子高齢福祉部長は、「行政による支援に加えて、地域では区民が参加しながら支え合う体制を作っていきたい」と話す。