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施設の虐待221件で過去最多 厚労省調査 「認知症」で身体的虐待多く 家族は1万6千件

<シルバー新報 2月13日号>

調査は06年4月に施行された「高齢者虐待防止法」に基づくもので、8回目。全国の市町村、都道府県で行われた調査を集計した。 調査によると、市町村が相談・通報を受けた件数は前年度30・7%増の962件。うち虐待と判断されたのは221件で、前年度より66件(42・6%)増加。いずれも過去最多。 施設・事業所種別で見ると、特養が69件(31・2%)で最も多く、グループホーム34件(15・4%)、老健26件(11・8%)、有料老人ホーム26件(11・8%)と続いた。入所施設での虐待事例が多く、被虐待者が認知症の程度が「自立度IV/M」と最も重い場合に身体的虐待を受ける割合が特に高いことが統計的に分かった。居宅事業所の場合は、「経済的虐待」が含まれるケースが施設系より高かった。