【実践編】 介助作業のための体の効果的な使い方… その5

【実践編】 介助作業のための体の効果的な使い方… その5

【実践編】 介助作業のための体の効果的な使い方… その5
監修・TEXT=國方 晴彦 氏/撮影協力=後藤 優一 氏(ランニングコーディネーター)

今回は相手の方が床に座っている状態から、無理なく立ち上がらせるための体の使い方についてご紹介します。

イスに座っている場合に比べ、イスより低い床に座ってる方を立ち上がらせるのは、介助する側の負担がさらに大きくなります。また、相手の方のほうが体重が重い場合、とても大変な作業になります。
今回ご紹介する体の使い方で介助することにより、お互いにラクに床から立ち上がる&立ち上がらせることができます。
 
併せてご紹介する‘自転車こぎ運動’で、おなかに力を入れる感覚を練習して、腰痛予防にも努めていただければと思います。

床に座り込んだ人を立たせる

介助する側と被介助者、双方の呼吸を合わせることがコツです。

  1. 相手の背後に体を密着させ、両脇から腕を差し入れて手を交差して相手の胸の前で組む。
  2. 自分の腰が丸まらないようにして、相手の方と呼吸を合わせて自分の腰を斜め45度を目安に伸ばすイメージで後方に重心を移動させます。
  3. 自分が立ち上がるのと同時に、相手の方も立ち上がる感じです。

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自転車こぎ運動

腰痛予防に効果的なエクササイズです。(※すでに腰痛のある方は、気をつけて行ってください)

  1. イスに浅めに腰掛けて、両手でイスをつかみます。
  2. 背中が丸まらないように胸を張って、足首の力をぬきます(足首を反らせないようにします)。
  3. 背もたれのない自転車をこぐイメージで、脚を左右交互に回します。

これを約30秒間行います。
 
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