介護ストレスから身を守る!…その1

介護ストレスから身を守る!…その1

介護ストレスから身を守る!…その1
監修・TEXT=樋渡 旭 氏

介護に携わる方であれば、「介護ストレス」という言葉を聞いたことがあると思います。ストレスのメカニズムや、体の中で起こる反応を理解して、自分で出来る予防法を身につけましょう。そうすることで「介護ストレス」の緩和や、そのストレスから起こる体の症状を改善することに繋がります。

2010年の厚生労働省の発表によると、日常生活での悩みやストレスを「ある」と答えている人が46.5%、「ない」と答えている人が42.6%となっています。
 
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同居の主な介護者の方をターゲットに、日常生活での悩みやストレスの有無をみると「ある」と回答した方は全体で60.8%にのぼります。また、悩みやストレスの原因をみると、男女ともに「家族の病気や介護」が68.7%、74.5%と高くなっています。
 
 
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つまり、現代の日本人は総じて何らかのストレス下で生活しており、特に、家族の病気や介護をしている方の多くがストレスを感じているということです。介護とストレスの関係は切り離して考えることができないものになっています。
 

まずはストレスについて考えてみましょう。

・ストレスとは?
ストレスという言葉は、かなり一般的に使われていますよね。ストレスには、物理的・化学的・生物的・心理的、この4種類に分類されています。ここでは主に、心理的ストレスのことを扱いたいと思います。ストレスの原因になるものをストレッサーといいます。
介護をしている方であれば、介護がストレッサーとなることがあるということです。
 
ストレスを感じることで、体内のホルモンバランスが崩れます。そしてストレスが慢性的にかかることによって、不眠、うつ状態、などのような自律神経失調症などのような症状が起きやすくなります。
なので、ストレスを溜め込まないようにすることが重要になります。
 
次回から、2回にわたって、体のストレスレベルをチェックする方法、自律神経のバランスを取るための簡単なエクササイズをご紹介させていただきます。