介護ストレスから身を守る!…その3

介護ストレスから身を守る!…その3

介護ストレスから身を守る!…その3
監修・TEXT=樋渡 旭 氏

自律神経とは、身体の働きを維持するために、自分でコントロールすることなく働いている神経のことです。
心臓や内臓などは、自分で意識して動かしているわけではなく、勝手に動いています。

それは自律神経がちゃんと機能しているからです。
自律神経には、交感神経と副交感神経というものがあり、この二つがしっかりと切り替わって働くことが重要になります。
 
交感神経は、筋肉に血液を送り込み、身体をいつでも動けるような状態にします。
副交感神経は、内臓を活発に働かせ、食べ物の消化や、寝る時に身体を休めるときに働きます。
 
過度なストレスがかかることで、過剰に交感神経が刺激されます。そうすると、副交感神経が働きにくくなってしまい、身体が常に緊張状態で、リラックスできなくなってイライラしたり、不眠などになりやすくなります。
 
日常的に、自律神経をうまく働かせられるように、整えておくことが必要です。
そこで、交感神経の働きを抑え、副交感神経の働きを優位にさせる方法をご紹介いたします。

自律神経を整えるためのエクササイズ

仰向けに寝て呼吸をします。鼻からゆっくり吸って、口からゆっくり吐くようにしましょう。
 
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この時はなるべく全身リラックスした状態で行いましょう。
身体の何処かに力が入っていると感じたら、息を吐く時に、力が入っているところが緩んでいく、というようなイメージで行いましょう。
 
肩に力が入っていると感じたら、肩の力が抜けていくとイメージしながら息を吐きます。
次に首、腰、など自分が力が入っていると感じる部分を、自分が感じるままに行ってみてください。
これを全身の力が抜けたと感じるまで何度も繰り返します。
 
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると短時間でできるようになってきます。
明るい部屋でやるよりも、照明を落とした部屋や、布団に入ってからなどでも構いません。
やっているうちに眠くなってきたら、そのまま寝ても大丈夫です。