介護ストレスの傾向と対策…その1 【腰痛とストレスの関係】

介護ストレスの傾向と対策…その1 【腰痛とストレスの関係】

介護ストレスの傾向と対策…その1 【腰痛とストレスの関係】
監修・TEXT=樋渡 旭 氏

前回までに引き続き、介護ストレスをテーマに据え、今回からは避けたくも難しいその要因を探りつつ、さまざまな形で弊害を及ぼすストレスに対処する方法をご紹介していきます。

介護に携わる方で腰痛を経験されている方は多いのではないかと思います。
なかでも慢性的な腰痛の方は、もしかするとストレスによる原因を疑った方がよいかもしれません。
 
介護をすることで筋肉に負担をかけたことによる疲労が原因で腰痛になる方もいれば、介護に対する“ストレス”が原因で腰痛になる方もいるということです。
最近ではテレビ番組でも紹介され、注目を浴びているようです。
 
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働く環境や家族関係が腰痛の原因?

中国医学では、腰や骨盤・背骨には、安定・土台・柔軟性・支え・結束などの意味があると言われています。
これは自分の人生に置き換えて考えることもできます。
 
物事に対する考え方に柔軟性がなくなっていたり、自分自身の生活の土台が安定していなかったり(精神的、経済的になど)、また、家族や仕事においての充足感が弱くなっていたりなど、こういったことがあると腰痛の原因になり得ると考えられています。
 
介護の場合であれば、家族やスタッフ全員で結束力を高めて、介護する体制をつくることが必要かもしれませんね。
もし一人に押しつけていていたり、自分だけがやっているというような感情が強ければ、それが家族の結束を揺るがし、感情が不安定になり、結果的にストレス性の腰痛ということになることもあるかもしれません。
 
逆をいえば、介護に対して、積極的に全員でサポートするような体制をつくることで、個々のストレスが軽減されて、ストレス性の腰痛が楽になることもあるでしょう。
介護ストレスが原因の腰痛から、多くの人が解放されることを願っております。
 
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