情報の発信者と受け手の情報格差を埋め、最適な人材紹介を目指す

情報の発信者と受け手の情報格差を埋め、最適な人材紹介を目指す

佐々木 和徳 氏 & 田中 康隆 氏|株式会社エス・エム・エス

エス・エム・エスは、介護・医療・アクティブシニア分野において、主に人材紹介事業、メディア事業(求人広告、資格講座情報)を展開している。中でも介護分野の人材紹介サービス「ケア人材バンク」は、経験豊富なケアマネジャーがスピーディに採用できると事業所の評価も高い。そこで、今回は、「ケア人材バンク」の責任者を務めるメディアセールス部 介護人材グループ マネジャー 佐々木和徳氏と、実際の人材マッチングに携わる同グループ リーダー 田中康隆氏に話を聞いた。

情報の発信者と受け手の情報格差を埋め、最適な人材紹介を目指す
株式会社エス・エム・エス
2003年4月創業。介護分野、医療分野、アクティブシニア分野の3つの事業領域に対して、情報インフラを構築し、さまざまな情報提供サービスを実施している。「ケア人材バンク」は、創業当初からサービスを開始し、広告制作などの手間をかけずに適切な人材を確保できる点が評価され、着実に成長を続けている。

多彩なサービスの提供で、求職者と求人事業者の拡大を図る

int006_sms_kiji1そもそもエス・エム・エスが介護分野での情報提供サービスに参入したのは、情報の発信者と受け手との間にある情報格差が、介護分野ではとりわけ顕著だと感じたからだった。その差を埋めるため、同社が創業まもなく始めたサービスが、「ケア人材バンク」である。
 
「ケア人材バンク」は、全国で月間約500名の経験を積んだケアマネジャー(ケアマネ)が登録する(2009年度実績)人材紹介サービスである。これだけの登録者を集める秘密は、そのビジネスモデルにあると佐々木氏は次のように語る。
 
「介護、医療分野を中心に、人材紹介サイト、転職情報サイト、コミュニティサイト等、複数の情報サイトを運営していることが当社の強みです。介護分野で言えば、まずは、介護・福祉職向けのコミュニティサイト『けあとも』や、ケアマネに特化したコミュニティサイト『ケアマネドットコム』で利用者を増やし、いざ資格を取りたいとか転職をしたいという時に、求人サイトの『カイゴジョブ』や資格講座情報サイトの『シカトル』、そして我々が担当する『ケア人材バンク』などを利用してもらおうというわけです」
 
このような多角的なサービス展開により、多くの登録者を獲得。その結果求人事業者も着実に増え、現在「ケア人材バンク」では、年間200名程度のケアマネ紹介実績を誇る。
 
求人事業者が増えているのには、もうひとつ理由がある。同社は、介護のみならず医療分野でも人材紹介サービスや情報提供サービスを実施しており、複数のサービスを展開することで、シナジー効果が生まれているのだ。
 
「当社の看護師人材紹介サービス『ナース人材バンク』を利用されている事業者が、ケアマネに欠員が生じたり、新たに増員するといったときに、『ケア人材バンク』を利用されるケースが少なくありません。現状では、圧倒的に看護師の求人数の方が多いので、両方事業を行っていることは強みです」(佐々木氏)

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参考資料

ケア人材バンク

ケアマネジャーに特化した人材紹介サービス。ケアマネジャーの多様なニーズに応える多数の求人案件の中から、業界専門コンサルタントのコンサルティングを通して、的確な求人情報を提供するサイト。