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調理も掃除も「分刻み」で ヘルパーに密着「60分」

<シルバー新報 1月1日号>

“予定外”も発生「いつもぎりぎり」

厚生労働省が打ち出した訪問介護の生活援助「60分」から「45分」への時間短縮案。民間シンクタンクが実施した委託調査の「洗濯16分」「調理・配下膳32分」などの結果が根拠となっている。実際にヘルパーの生活援助の訪問に密着させてもらったが、現場のヘルパーは60分間切れ目なくフル稼働。それでも時間は10分オーバーだった。
 
厚労省は今年10月の介護給付費分科会で、訪問介護の生活援助の基準を60分から45分に短縮する案を示した。根拠としたのが、民間シンクタンクEBP社が実施した調査研究事業だ。
今年6月、都道府県が任意に抽出した10保険者内の訪問介護事業所を対象に、要支援・要介護度ごとに1人以上を抽出。サービス提供の実態を調べたもので、2841人分(要支援者835人、要介護者2006人)のデータが集まったという(下図参照)。
 
各行為を単純に時間で区切った格好だが、実際の生活援助の現場はどうなっているのか。12月中旬、東京都品川区の「ヘルパーステーション湯〜亀」の訪問介護に同行させてもらった。(以下略)